2007年6月4日月曜日

アンダーグラウンドの世界への入り口、火星で見つかった謎の黒い丸

これは「アンダーグラウンドの世界への入り口、火星で見つかった謎の黒い丸」についての検討記事です:

元の画像:
元の画像

コントラストを強調した画像:
コントラストを強調した画像

コントラストを強調した画像「大穴」を元の画像と合成したもの:
コントラストを強調した画像「大穴」を元の画像と合成したもの

これを見ると分かるとおり、完全に真っ黒ではないが明らかにブロックノイズによるもので、深さ情報は全くない。すなわち、垂直に切り立った断崖絶壁ですらなく、この近辺は「薄皮一枚」で、その下に大規模な空洞が存在すると言うことになる。写真の影から判断して、太陽はある程度の角度から射しているので、もしすり鉢状の傾斜で徐々に深くなっているとしたら(たとえ垂直の断崖絶壁であっても)、その陰影が出ていなければおかしいからだ。かなり底の深さ(少なくとも直径と同程度、すなわち120メートル程度)の大穴、ということになる。


推定1(自然の風化作用):かつて火星に水があり浸食作用があったという事実から考えると、「巨大な地下水脈が侵食した地下空洞+頑丈な岩盤の薄皮」という地形で、その岩盤の薄皮の脆弱な部分がなんらかの原因で崩落した、ということが考えられる。


推定2(人口の構造物):誰かが何らかの目的で構築した地下構造物があるとも考えられる。


結論:よくわからん。

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